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儲かるの?

ペットブームということを考えると、とても忙しくてすごく儲かるように思えます。
しかし、実際はそれ程ではありません。
需要や現状などを客観的に見れば、すぐに納得ができることです。
つまり、どのような人が利用するのかを考えれば、どの程度の需要かも予想できるということです。
これは、ビジネスモデルとして成り立つかどうか考える上でのマーケッティングの初歩の初歩です。

まず、当たり前のことですが、車を持っている人は利用しません。
どうやら犬を飼っている人は、車を持っていることも多いようです。
車が無くても、免許を持っている人は、レンタカーを借りることができます。
たとえ運転ができなくても、知り合いやお友達に頼むことができるかもしれません。
また、最近のブームはチワワ、ミニチュアダックス、トイプードルなどの小型犬が主流です。
小型犬は、とても軽いのでキャリーバックで簡単に運べてしまいます。
多少の距離なら、自転車に載せて行くことだってできます。
まして近くなら、歩いていくことさえできます。

では、逆にどんなときペットタクシーが必要なのかということを考えてみましょう。
それは、中型犬以上の大きさの犬を飼っていて、車も免許も持っていない、誰にも頼めない人が、自転車や歩いては行けないところに行く時に、はじめて必要とされるのです。
しかも、そういう人でも年中困っているわけではありません。
多分、1年に1度あるいは、数年に1度くらいでしょうか?
そして、首都圏や都市圏では数十社あるペットタクシーのなかから2〜3社を選んで電話やメールで見積もりを取る訳です。
当然、依頼がくるのは、その内のもっとも安い1社のみです。
これだけの厳しい条件をやっとクリアして、はじめて仕事になるのです。
本当に儲かるのでしたら、既に大手の運送会社などが大々的にやっているはずです。

儲かるか?といか言う以前に、このペットタクシーの収入だけでは生活ができません。
だから、ほとんどのペットタクシーが兼業なのです。
しかし、ほんのわずかでもペットの移動の手段がなく困っている人はいるものです。
たとえ儲からなくても、生活ができなくても、とても素晴らしいヤリ甲斐のある仕事にすることはできるはずです。

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