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法律を知る

3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金
法律では、許可を受けずに貨物運送業を行った者は、このようになるそうです。
結構、重い罪です。
つまり、ペットタクシーも貨物運送業なので、国土交通省(陸運局)の許可を受けていないとこうなってしまいます。

許可は絶対に必要!

トリマーやペットホテルの送迎で送迎料金を請求しているのをたまに見かけます。
はっきり言って、これは違法です。
ペットを輸送した運賃を請求して良いのは運送業だけです。
運送業の許認可を得ていないトリマーやペットホテルは無料で運ばないといけません。

その他の免許や資格など

法律的に必要な許可、免許、資格は、上記の「貨物運送業の許認可」と、「運転免許」だけです。
運転免許は、1種(普通)免許だけで充分です。
1種の上位資格である2種(旅客)免許まで取る必要はありません。
愛玩動物関係の資格は必要ありません。
動物取扱業の届出は、ペットタクシーのように一時的に預かる場合(長期的ではない場合)には必要ありません。(関係各所に確認済み)

人を乗せることができない訳

車には、運転席以外にも余分に座席があるので、人を乗せても問題はありません。
家族やお友達を乗せることもあると思います。
では、なにが問題かというと、それは「人を乗せて運賃を受け取る」ことにあります。
これは、バスやタクシーなどの旅客運送業だけに許されたことです。
もし、受け取った場合は、法律違反で、いわゆる「白タク」と呼ばれる行為です。
当然、ペットタクシーもただの貨物運送業であるために、人を乗せて運賃を受け取ることはできません。
ときどき「同乗者料金」や「同乗者割増料金」を請求している業者も見かけます。
しかし、人の運賃は受け取れないはずですからこれは明らかに法律違反です。
受け取れるのは、あくまでも「ペット輸送での運賃」だけです。
「同乗はペットの監視目的でのみ可」というのは、このような訳があるからです。

違反による検挙

よく、白タクが逮捕されるのを、テレビや新聞のニュースで見ることがあります。
また、ときどきですが、無許可の運送屋が検挙されることもあります。
運送業の許可を得ないで営業している違法なペットタクシーも、「知らなかった」では済まされないはずです。

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