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後悔しないために

もし、少しでも不安なことがあるようなら、それを解決してからでも遅くはありません。
全ては、後悔しないためです。

誰でもできるの?

軽貨物運送業の申請手続きに使う書類は、行政書士に頼めばすぐに作ってもらえます。
多少のお金はかかりますが、開業するにはそれほど難しくないかもしれません。
しかし、実際にペットタクシーを始めるとなると、考えなくてはならないことがたくさんあります。

車の維持費もバカにできない

当然ですが、ガソリン代や車検代などの維持費もバカにできません。
営業ナンバー車両の任意保険は高くて驚きます。
およそ年間で12万円程かかります。
すでに何年も車に乗っていると、かなりの割引がされているはずです。
しかし、その割引も自家用から営業ナンバーに切り替えると継続ができません。

仕事の大半は掃除

昔に比べれば、犬も室内飼いが主流になりました。
しかし、全ての犬が室内で飼われているとは限りません。
外で飼われている犬は、シャンプーをしていないので、車の中は抜け毛が舞い上がり毛だらけになります。
座席などに乗せた場合は、窓やいたる所をなめるので、臭いヨダレでベタベタになります。
普段、車に乗りなれていない犬は、すぐにゲロを吐きます。
ウンチやオシッコさえ、そう珍しいことではありません。
ペットタクシーを始めようとする以上、そのようなことは覚悟の上ですが、かなりの掃除好きでないと勤まらないかもしれません。

一人ではできない

運転中には、せっかくの問い合わせの電話も取れません。
留守電に切り替わった瞬間に、電話を切られてしまいます。
つまり、電話番をする協力者が必要ということです。
決して、一人ではできません。
これだけ、インターネットが普及していても、あいかわらずメールよりも電話なのです。
フランチャイズに加盟すれば、電話番は不要になりますが、決して仕事の量が保障されるわけではありません。
車を買ったり、高い加盟料を払ってまで始める意味があるのでしょうか?

仕事量の限界

一日に一台の車で出来る仕事の量にも限界があります。
渋滞や掃除などのことを考えると、過密に予約を受けることはできません。
つまり、せっかくの依頼でも時間が重なってしまったら、受けることができないということです。
ダブルブッキングなどしてしまうと、簡単に信用をなくしてしまいます。
評判の悪さは、すぐに広まるものです。

どうやって生活するのか?

ペットタクシーだけでは生活ができないので、他にも仕事を持つ必要があります。
しかし、兼業するといってもペットタクシーは時間が不規則です。
全ては、利用される方の都合によります。
そんな、ペットタクシー業務の間にできるような、時間的に自由な仕事を見つける必要があります。

はたして幾多の問題を乗り越えられるのか?

実際に業務を始めてみると、さらに難しい問題や乗り越えていかなければならないこともたくさんあるはずです。
最近、廃業するペットタクシーも多いようです。
結局、始めるのは簡単でも、続けていくのは難しいということかもしれません。

おいしい話には・・・

これから、ペットタクシーを始めようという矢先にたくさんの否定的な内容ばかりで嫌になってしまったことでしょう。
あるいは、そんなことはないと思われたでしょうか。
しかし、物事の真実は否定的な意見のなかにあることが多いようです。

よく見かける「開業マニュアル」的なものは、それを売らんがため、マイナス面にはあまり触れず良いことばかりを並べています。

一部のフランチャイズなどは、車を買わせたり加盟料を取ることだけが目的になっていたりします。
「フランチャイズではない」らしい業者も、「加盟店方式」だとしたら同じようなものです。
本部は加盟店に仕事を丸投します。
もし、何かトラブルがあったとき、本部は加盟店に対してどのように保障してくれるのでしょうか。
もしかすると、加盟店だけがペナルティを課せられる契約かもしれません。
なぜなら、これらは本部が儲けるのに都合の良い仕組みだからです。

後悔しないためにも、おいしい話には気をつけたほうが良さそうです。

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