基本コード一覧
レベル | コードの種類 | コード記号の表記例 |
1 | メジャートライアド | C |
2 | マイナートライアド | Cm、C- |
3 | セブンス | C7 |
4 | マイナーセブンス | Cm7、C-7 |
5 | メジャーセブンス | Cmaj7、CM7、C△7 |
6 | シックス | C6 |
7 | ディミニッシュ | Cdim、Cdim7、C〇 |
8 | マイナーセブンスフラットフィフス | Cm7♭5、Cm7-5、C-7-5 |
9 | サスペンデッドフォース | Csus4 |
10 | オーギュメント | Caug |
11 | マイナーシックス | Cm6、C-6 |
12 | マイナーメジャーセブンス | Cmmaj7、Cm△7、C-△7 |
私の個人的な見解だけで勝手にレベルをつけてみました。 使用頻度というか、覚えた方がいい順番みたいなものです。
レベル2までは、絶対に覚えなければならないコードです。 全てのコードは、この2種類のコードが基になっています。 つまり、これさえ完全に覚えてしまえば、かなりの応用が効くようになるということです。 ただし、完全に覚えるということは、基本形どころか転回形もすぐに弾けるようになるということです。 そうなってしまえば、そのコードの構成音を把握できるようになったということです。
例えば、「A♭の3度は?」とか「E♭の5度は?」なんてのが即答できるはずです。 これがどういうことなのか?どれだけ役に立つのか? 最初は分からなくても、いずれそのときはやってきます。
レベル4まで覚えれば、演歌、歌謡曲、フォークソングとかなら簡単に伴奏ができるようになります。
レベル8までだったら、もうちょっとオシャレな曲でも大丈夫です。 曲集を見たときに、コードの押さえ方が分からないなんてことは、ほとんど無くなるはずです。
さて、こんなにたくさんあるコードをどうやって覚えていけば良いのか?
レベル順にひたすら覚えていくという方法もあるかもしれません。 確かにレベルが上がるほど、使用頻度が少なくなるので、やみくもに覚えるよりは効率的です。
しかし、私のオススメは次の方法です。
- まず、メジャートライアドとマイナートライアドだけを完全に覚える。
- 他のコードは、曲を弾きながら少しずつ覚えていく。
曲を弾きながらというのは、「左手ベース右手コードの歌伴奏」でもいいし、「左手コード右手メロディ」でも構いません。
分からないコードが出てきたら、その都度何度でもコード表を見れば良いのです。 まあ、コード表を見なくても、トライアドを基に考えれば押さえる音が分かるかもしれません。 それを繰り返していけば、覚える気がなくても自然に覚えてしまいます。
とにかく、楽しく覚える方法を見つけることです。 私のこれまでの経験から、これだけはハッキリと言い切ることができます。
「楽しくなくては続けていけない」のです。