ジャズピアノ濃縮編

ある朝、目が覚めたら、ものすごく弾けるようになっている。今でも、そんなことばかり考えています。

でも、そんな夢のようなことは絶対に起こりません。

練習してもたいして上手にならないけど、練習しなければ絶対に上手にはならない。そんなことは、分かりきっているんです。

それでも、何か良い方法はないものか？って考えていました。

そこで、ひとつの練習にたくさんの内容を盛り込んだら、最小限の労力で最大限の効果が得られるんじゃないかと思ったわけです。つまり、密度の濃い練習をすれば楽？になるんじゃないかと。

でも、かなり辛い練習です。多分、泣いちゃいます。そのくらい辛いです。本来なら、長い時間かけてダラダラと練習する内容を、ギュ～っと凝縮するわけですから当然です。

よくコテンパンにやられちまった主人公が猛特訓をするってのがあります。初心者なら、多分そのくらいの辛さです。とにかく、「短期間で上手になりたい人はそれなりの荒行をしなくちゃ」ってことです。

こんな私ですら、できたのですから、無理なことではないはずです。よかったら皆さんも試してみてください。

ただ、慣れてくるまでが大変かもしれません。最初は、かなり指に負担がかかります。もし、腱鞘炎にでもなったらピアノどころじゃありません。皆さんは、もう充分に大人なのですから、加減をしながら練習してください。