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19.ダイアトニックを完全に攻略する

いきなり難しい理論書を読んで挫折するってこと誰でも経験しますよね。
まあ、少なくともこの練習ノートを、ここまで読み進めてきた方たちは絶対にしているはずです。
確かに、一般社会では使わないような専門用語満載ですから当然なんですけどね。
例えば、ロシア人の名前がいっぱい出てくる小説があるとします。
で、「なんとかスキー」とか、「なんとかビッチ」なんていう人が5人づつ10人ほど出てくると、もう何がなんだか分からない。
このビッチは、どのビッチだ〜なんてことになります。そんな感じでしょうか。
つまり、後から後から聞き慣れない言葉がでてくると、すぐに記憶の容量がいっぱいになっちゃうんですよね。
そういうときは、ひとつひとつやっつけていくしかありません。なんとかビッチじゃなくて専門用語のほうを。
ということで、今回の練習ノートは、ダイアトニックを徹底的にやっつけてみようと思います。
いつまでも専門用語から逃げ回っているわけにはいきません。
いつかは、対決しなくちゃいけないんですから〜ということで、まずはダイアトニックからってことになります。
このダイアトニックの概念が理解できているのと、できていないのとではもう雲泥の差ですから。
それはもうジャズどころか、音楽の根底、背骨みたいなもんです。
なんて、また大胆にも思いっきり言い切ったところ始める練習ノート、今回も始まり始まりぃ〜

え〜前回の練習ノートから今回までの間に、全てのキー(12キー)でのダイアトニックコードを押さえた、あるいは押さえようと試みたって方はどれだけいるでしょうか。
実は、そういうことって本当は大事なことで、常にそう言ったクセをつけることが肝心なのです。
私は、ひとつのヒントやアイデアから、どれだけのことが思い付けるかってことが、とっても大切なことだと思うのです。
人から言われたことをやって50%、言われないことをやって50%ですからね。
まあ、私のように言われたことやらないで、言われないことばっかりやっている天邪鬼野郎も結局のところダメなんですけどね。

さてと、どのキーを例にしましょうか。
そうですね〜ジャズでよく使われる E♭がいいでしょうか。
E♭maj7、Fm7、Gm7、A♭maj7、B♭7、Cm7、Dm7♭5、E♭maj7
このように書いてあるのを見ながら、コードの基本形(1357)で押さえていくってのは簡単なはずです。
ここで、「どうやって押さえるの?」なんて思うクセも直しちゃいましょう。
もう、好きなように押さえちゃって構わないのです。
例えば、右手だけとか、左手だけってのもあります。
右手と左手、同じ形で押さえるってのもあります。
左手を5713、右手を1357なんてのもあります。
転回形で7135とか3571なんてのもあります。
ジャ〜ンってコードを鳴らすのもいいし、ピロピロと分散にしてもいいんじゃないでしょうか。
まあ、人それぞれのレベルによってできることが違いますから。
ただし、いつもできることだけやってたんじゃダメってことです。
なるべくできないことをやる。
常に自分の能力より上のことをやっていかないことには上達することはできません。
ただし、あまりにも上過ぎると嫌になっちゃうから、ちょっとだけ上ってところがミソなんですよ。
まあ、どんな押さえ方にしろ、先ほどのコードを順に見て押さえるなんてのは、出来て当たり前というか、できないとここから先はちょっとどうかな〜

ここで大切なのは、書いてあるものを「見ないで押さえる」ってことです。
頭の中で、E♭maj7から順に、Fm7、Gm7、A♭maj7、・・・て考えながら押さえていきます。
「え〜でも、これを12キー分すべて覚えるの〜」って思うかもしれません。
いや、覚えなくていいんです。私も覚えていませんし。
ただし、次の7つだけは絶対に覚えないとダメなんですけどね。

ローマ数字で度数を表し、その後にコードの種類をくっつけたものです。
丸暗記でも何でもいいので、とにかく覚えてしまいましょう。
そしてこれと、ダイアトニックスケールを組み合わせれば、実際のダイアトニックコードが分かります。
例えば、「A♭のVIm7は?」と言った瞬間に「Fm7」だって分かるってことです。
A♭のダイアトニックスケール
「6度」と言ったら「m7」なので、「Fm7」ってことになるのです。
しかし、このダイアトニックスケールはどうやって覚えたらいいのでしょうか?
楽譜のイメージのほうが覚えやすいって人は、上のような楽譜で覚えたほうがいいかもしれません。
人それぞれ、思考ロジックが多少違いますから、得意な方法がイチバンでしょう。
私は、楽譜にそれほど馴染みがないため、イメージのほとんどが鍵盤です。
A♭のダイアトニックスケール鍵盤イメージ
だから、「A♭」と言った瞬間に、上の鍵盤のイメージが頭の中に浮かびます。
そして、順に123456って数えて6番目の音が「 F 」だからみたいな〜
というか、私は数えてませんね。(昔の私は、数えていました。)
だって、数えていたら0.何秒か知りませんが、時間がかかるし、面倒くさいじゃないですか。
「A♭」のトライアドコードも同時にイメージしていて、その「5度の全音1つ上」的なものかな〜
いや、それも最近では面倒なのでしていないような気がします。
なんか、いきなり6度って言った瞬間に、6番目の位置が分かるっていうか、イメージできるというか〜
まあ、すべては「慣れ」なんでしょうね。
こういう、「少しでも楽をしようという気持ちが上達を助ける」みたいなの、私的には好きな方向です。
でも、その前に「楽をするためなら、どんな苦労もいとわない」みたいな矛盾する過程を通らないといけないのでちょっと複雑です。

と言うことで、簡単に説明しようとしたダイアトニックですが、今回だけでは終わりそうにありません。
でも、これやっとかないと、いろんなスケールとか行けないでしょう。
そうすると、アドリブとかのところまでに行けないじゃないですか。
基本的には、いきあたりばったりで毎回テーマを決めているんですが、大きな流れだけは常に把握しているつもりです。
これこそ、「ジャズ」ですからね。
ということで、今回はこれまで。


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